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ヘリコプターマネー

今日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸し、
前日比111円96銭(0.68%)高の1万6497円85銭で終えました。
個別には今日も任天堂が大きく値上がりし、
新規上場のLINEは公募価格3,300円を48%上回った4,900円の初値を付けました。

ヘリコプターマネー_b0177792_15361754.gif


今週の5連騰は、政府・日銀がヘリコプターマネー政策に踏み切るとの憶測で、
円安、株高に動いているという見方があります。

以下、今日の日経Web版の記事を紹介します。
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「財政を日銀が賄う「ヘリコプターマネー」 投機筋が臆測、円安・株高に 」

政府・日銀が国民にお金をばらまくヘリコプターマネー(ヘリマネ)政策に踏み切るとの臆測が金融市場で浮上し、円安・株高が進んでいる。財政や通貨の信認を揺るがす禁じ手で、政府・日銀は否定するが、緩和相場を続けたい投機筋などがはやし立てている。
 臆測が広がるきっかけは「ヘリコプター・ベン」の異名を取るバーナンキ前米連邦準備理事会(FRB)議長が12日、安倍晋三首相と面会したこと。14日午後には一部通信社が、首相ブレーンが4月にバーナンキ氏と同政策を議論したと伝え、円相場は1ドル=105円台に急落した。
 ヘリマネ政策とは、中央銀行が生み出した返済する必要のないお金を、政府が国民に配る政策だ。国が元利払いの必要がない債券(無利子永久債)などを中央銀行に渡し、引き換えに受け取ったお金を商品券などの形で国民にばらまく。
 通常の財政政策なら、政府は国債を発行して市場からお金を調達する。いずれは国債の元本や利子を返済する必要があり、そのためのお金は将来の増税などで賄う。国民にとっては長い目でみれば損か得か分からない政策であるため、受け取ったお金を消費に回しにくい。ヘリマネ政策なら国民は将来の負担を心配せずにお金を使える。
 だが、弊害は大きい。世の中に出回るお金が増えるのでインフレになりやすくなる。全国銀行協会の国部毅会長(三井住友銀行頭取)も14日の記者会見で「財政規律が失われるリスクがあり、必ずしも好ましい政策ではない」と指摘した。
 日銀は今でも市場から国債を大量に買い取り、間接的に政府にお金を渡している。だが、いずれ保有国債の量を減らすはずで、財政規律はぎりぎりで保たれている。ヘリマネ政策は出口のない大規模緩和ともいえる。「円の信認を押し下げるどころかたたき壊す」(みずほ銀行の唐鎌大輔氏)との危惧も強い。
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ヘリコプターマネーについての面白い解説記事も紹介しておきます。
私が毎朝読んでいる平野憲一さんのコラムからの抜粋です。
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 昔、「奥様は魔女」と言う超人気テレビ番組がありました。ダーリンと魔女の奥様の夫婦の話ですが、ある時ダーリンは高級ゴルフクラブを買いたくなったのですがお金がありません。そこで、奥様に借金をします。奥様は魔女ですから、おカネを刷る能力を持っています。刷ったお金をダーリン渡し、夫婦間と言えど借金は借金ですからダーリンから借金証文を貰います。するとこのダーリン家には、おカネと借金証文が存在する事になります。でも、魔女の奥様は、家庭内の事ですし、ダーリンを愛していますから、借金証文は持っていてもダーリンが死ぬまでお金を返してくれとは言いません。つまりこの家庭にはおカネだけが天(ヘリコプター)から降ってきたようになります。勿論、魔女が日銀でダーリンが政府です。
 でも、考えて見たら既に魔女は、ダーリンが他にこわいお兄さん(市中金融機関)から借りた借金の証文を大量に取り返しています。夫婦が幸せ(CPI2%)になるまでその証文は持ち続けます。事実上のヘリコプターマネーは実施されているのです。もし、魔女が「私はダーリンを愛しているので、今持っている証文は永久に持ち続けるし、もちろん返済の請求も永久にしません」とまで言わなくても、そんな雰囲気を匂わすだけで、世の中変わりませんか。先進国で突出した借金大国だと思っていたら、意外に安定した金持ち国だったと。リスクオフになると円が買われる理由が少し分かりませんか。借金大国だと思っているのは日本人だけかも。
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by osamukunn | 2016-07-15 15:28 | 財テク(株・FX) | Comments(0)