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名古屋フィルハーモニー交響楽団 ブラームス・チクルスⅢ 演奏会

少し遅くなりましたが先週の金曜日にコンサートに行きましたので感想をアップします。

2013年9月26日(金)日本特殊陶業市民会館フォレストホール 18:45~

ブラームス ハンガリー舞曲第1番、第3番、第5番*
ブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調**
 アンコール:バッハ 無伴奏パルティータ第2番よりサラバンド
<休憩>
ブラームス 交響曲第2番ニ長調

マーティン・ブラビンズ指揮
名古屋フィルハーモニー交響楽団
*名古屋音楽大学の学生が共演
**ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)

7月に名フィルのワーグナー・チクルスの演奏会に行き、チケット代の割にはソコソコの演奏を聞けたので、
今回も大学オケの1年先輩で同じ会社に就職したOさんにチケットを取って貰い聞きに行った。

今回の会場は金山の市民会館大ホールで、大学時代にコンサートを聞きに行った記憶が残っている。
また、大学のオケでこの会場で演奏したこともあったように思うが・・・
席は3階2列目の席で代金はOさんの割引が効いて2700円。
名古屋フィルハーモニー交響楽団 ブラームス・チクルスⅢ 演奏会_b0177792_1225926.jpg


最初のハンガリー舞曲は、今年から名フィルの常任指揮者になったブラビンスの提案による
学生オケとの共演で、第1回目の今回は名古屋音楽大学が選ばれたようだ。
対向14型、4管編成の大メンバーによる演奏が始まった瞬間の印象は、
「何と残響が無いホールだろうか!」というものであった。
練習量の差なのか、第1番と第3番では曇ったような弦の音しか聞こえてこなかった。

2曲目のヴァイオリン協奏曲では対向10型2管編成となったが、
今度は独奏ヴァイオリンの音が聞こえてこない。
特に管楽器が伴奏する所では、管の音量が大きすぎてバランスが非常に悪かった。
第2楽章冒頭の有名なオーボエ・ソロ部分は良かったが
最後に伴奏のクラリネットの音が裏返ったように聞こえた。
とにかく木管のトップでまともなのはオーボエだけであり、ホルンはトップも含めてかなり音を外していた。
今回のホルン・トップは以前のおじさんが吹いていたが、交響曲2番のホルン・ソロが心配になってきた。

ヴァイオリンのジェニファー・パイプは協奏曲では特に印象に残らなかったが、
アンコールのバッハのパルティータでは、しっとりとした演奏を聞かしてくれた。

休憩の後、1階席に代ったが音の聞こえ方は変わらず。

交響曲2番も対向10型2管編成の交響曲にしては少し小ぶりの編成だった。
心配していたホルンのソロは第1楽章では最初は良かったが後半で予想通り?ミスをしたが、
第2楽章は何とかミス無く演奏してくれた。
2楽章のソロの部分が終わってからは、ふっ切れたように好調になったのは不思議。

マーティン・ブラビンズの指揮を聞くのは2回目になるが、
この日もテンポを動かすことも無く淡々と演奏していたという印象。
演奏を聞きながら気付いたのは、大きなメロディーの変わり目でのタメが無く、
メロディーが変わる最初の音を明確に演奏しない場合が多いので、
悪い意味でダラダラと演奏しているように聞こえてしまう。

指揮者が楽譜には書いていない所で音量やテンポを変化させるのはその曲に対する解釈の結果であり、
これが無いと聞いている方は指揮者の個性を感じることができず楽しみが半減してしまう。

次の演奏会は来年1月18日のN響の名古屋公演。
ルイージ指揮のブルックナーの交響曲9番と
ブフビンダーのピアノでモーツアルトの協奏曲20番という魅力的な公演で今から楽しみにしている。
by osamukunn | 2013-09-30 12:27 | クラシック音楽 | Comments(0)