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「フェルミパラドックス」

昨日は物理学者フェルミに由来する「フェルミ推定」を話題にしましたが、
今日は「フェルミパラドックス」を紹介します。

フェルミパラドックスとは、
地球外文明の存在の可能性があるのにもかかわらず、
そのような文明との接触の証拠が未だに皆無である事実の間にある矛盾のことです。

これは「なぜ宇宙人がその姿を現さないか」というパラドックスで、
フェルミの言葉では「かれらはどこにいるのだろうね」と言ったと伝えられています。
「フェルミパラドックス」_b0177792_171132.jpg


確かに地球は生命の発生に好条件に恵まれていますが、
銀河系には2千5百億個の星があり、宇宙全体ではさらにその3千億倍ほどの星があります。
宇宙は生まれてから1百億年以上経過しているわけですから、
相当な数の知的生命が住む星があっても良さそうです。
ところがいまだに、われわれ地球人には宇宙人からコンタクトがないわけですから、
何か理由がなくてはいけません。

以下、このフェミニパラドックスに対する回答例を3つ紹介します。

1つ目は、『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス』
【スティーヴン・ウェッブ(著)、青土社】という本で、50もの回答を示しています。


①宇宙人は存在し、すでに地球に到達しているが検出されない。
 ・到達した宇宙人は発見されても全て、各国政府により公表が差し控えられている。
 ・到達した宇宙人は全て、潜伏、又は地球の生命に擬態して正体を隠している。
 ・到達した宇宙人は全て、ケイ素生物・意識生命体など、
  地球人が「宇宙人」として認識できない形態の生命である。
 ・別次元(五次元等)に存在するため、地球人が認識出来ない。

②宇宙人は存在し、過去に地球に到達していたが、最近は到達していない。
 ・既に来訪しており、遺蹟などにその痕跡が残されている。詳細は古代宇宙飛行士説を参照。
 ・既に来訪しており、我々人類(もしくは地球上の他の生物)はその子孫である。
 ・既に来訪しており、ハンガリー人を名乗っている。

③宇宙人は存在するが、なんらかの制限又はある意図のためにまだ地球にやってきていない。
 ・多くの宇宙人は穏健で引っ込み思案な知的生命であるため、宇宙に進出しない。
 ・知的生命体は、高度に発達すると異星人の文明との接触を好まなくなる。
 ・異星人と接触した結果地球上に起きる混乱を避けるなどの目的で敢えて目立った接触を行わない。

④宇宙人は存在するが、恒星間空間に進出し地球にたどり着くための
 進化・技術発展における難関を突破できない。
 ・生命が発生し、知的生命として発展し、宇宙航行種族になる確率が非常に低い。
 ・高度な技術文明があっても、地球人の観測圏までたどりつくのは非常に難しい。
 ・ほとんどの宇宙人はある程度文明が発展すると、核戦争や著しい環境破壊などの事態を引き起こし、
  短期間に滅亡してしまうため宇宙旅行に乗り出す時間を持ち得ない。
 ・この宇宙には地球以外に生命体が存在しない。「存在しないものは来ない」。

2つ目は、ドレークの方程式と呼ばれる数学的アプローチです。

N=R x Fp x Ne x F1 x Fi x Fc x L

ここれが有名なドレークの方程式です。それぞれの変数を解説すると

R:銀河系で1年間に生まれる恒星の数
Fp:生まれた恒星系が惑星を持つ確率
Ne:恒星系で生命が生まれる可能性がある惑星の数
F1:その惑星で実際に生命が生まれる確率
Fi:その惑星の生命が知的生命体まで進化する確率
Fc:その知的生命体が他の恒星系にむけ通信を試みるほどの文明を持つ確率
L:その文明が継続される長さ

各変数の具体的数値については諸説ありますが、あるサイトの数値を紹介します。
R:20個
Fp:0.5(50%)
Ne:4個
F1:0.25(25%)
Fi:0.008(0.8%)
Fc:0.5(50%)
L:17万年

これをドレークの方程式に代入すると、
N(地球外文明の数)=27,200
となります。

27,200という数字は一見多そうですが、広大な宇宙において、
これらの数の地球外文明と遭遇する確率は、限りなくゼロに近いということになります。

最後に有名なホーキング博士の回答です。

知的生命体がある程度の文明まで発展すると、宇宙時間でいう一瞬のうちに生活圏の循環を狂わし、
自滅してしまう可能性が極めて高い。
つまり宇宙人が地球に来ない理由のひとつは、自滅してしまっているからというのです。

地球上に住む人類も、他惑星の知的生命体と遭遇する前に自滅してしまいそうですね。
by osamukunn | 2013-02-23 17:06 | 日常 | Comments(0)