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ウエルテル

パパゲーノさんからお借りしたマスネの「ウェルテル」を観ました。
このオペラの前知識は全く無かったのですが、
私の大好きなメゾ・ソプラノのエリーナ・ガランチャが歌っているので観てみることにしました。
b0177792_1952241.jpg


このオペラを観ていて2つのオペラが頭に浮かんできました。
「エウゲニー・オネーギン」(チャイコフスキー)と「トリスタンとイゾルデ」(ワーグナー)です。

「ウエルテル」と「エウゲニー・オネーギン」は共に人妻との恋がベースになっていますが、
その内容は大分異なります。
「ウエルテル」では主人公ウエルテルが人妻シャルロット(ガランチャ)に恋しますが、
シャルロットもその気があるような素振りを見せますが、人妻ゆえにウエルテルに別れを告げます。
落胆したウエルテルは自殺を図り、訪れたシャルロットから自分も実は愛していたという言葉を聞いた後に
シャルロットの腕の中で死んでしまいます。
「エウゲニー・オネーギン」では、後に人妻になるタチアーナから愛を告げられたオネーギンは
タチアーナに好意を抱きますが結婚まで踏み切ることが出来ません。
数年後、人妻になったタチアーナに再会したオネーギンは彼女に愛を告げますが、
タチアーナから人妻の身としては受け入れられないと言われ、
何故あの時にタチアーナの愛を受け入れて結婚しなかったのかと自分の失敗を悟ります。

男としてウエルテルとオネーギンを比較すると、どう考えてもウエルテルの方が格好良いですね。
ゲーテの小説「若きウエルテルの悩み」が原作になっていているだけあって、
ウエルテルをまねて自殺者が出るぐらいですから、野暮なオネーギンとは比較にならないですね。

頭に浮かんだもう1つの「トリスタンとイゾルデ」のラストシーンは、
傷ついたトリスタンの元にイゾルデが訪れ二人で永遠の愛を語り会いますが、
トリスタンが力尽きて死んでしまうとイゾルデは有名な「愛の死」を朗々歌い
自分も自殺したところで幕になります。
「ウエルテル」では、シャルロットの腕の中でウエルテルが死んだ所で幕になりますが、
オペラとしてはシャルロットも自殺した方が盛り上がると思いますが、
マスネはワーグナーを尊敬していたようですので、
「トリスタンとイゾルデ」と同じ幕切れにしなかった可能性があります。

ストーリーに関する感想が長くなりましたが、マスネの音楽は良かったですね。
マスネは「タイスの瞑想曲」などの甘美なメロディーで有名ですが、
このオペラの1幕や4幕の前奏曲では、ワーグナーを彷彿とさせる響きが聞こえてきました。

最後にガランチャの感想ですが、いつものように歌や演技は抜群でしたが、
私は、カルメンと同じようにシャルロットも彼女には向いていないような印象を持ちました。
ロッシーニのチュネレントラ(シンデレラ)の印象があまりにも強烈だったせいか、
彼女の他の役に満足できなくなっているかも。

こうなると「サムソンとデリラ」(サン=サーンス)のデリラを是非とも観てみたいですね。
演奏会形式でのデリラのアリア「あなたの声に心は開く」は、
オーケストラと指揮者が異なる2種類の映像を観ていますが、オペラ全曲は観ていません。
(この映像を観てガランチャのフアンになりました)

ガランチャは、まだオペラの「サムソンとデリラ」には挑戦していないようですので、
是非とも歌って演じるガランチャのデリラを観てみたいですね。
by osamukunn | 2011-04-27 17:56 | クラシック音楽 | Comments(2)
Commented by パパゲーノ at 2011-04-27 21:32 x
そうですね、最後に「屈辱だ!」と呟くオネーギンは、どうしようもない男です。ただ、音楽としてはチャイコフスキーの抒情的なオネーギンは好きです。
やはりワーグナーの前では立ち止りますが、「愛の死」ですか。見ない訳にはいかないですね。

カルロス・クライバーのリハーサルDVD、大変良かったです。あのようなDVDをよく見つけられますね。オペラ鑑賞会で時間のある時、是非紹介してください。こんなのを早くみておれば、クラシックへの興味も変わっていたかも分かりません。
Commented by osamukunn at 2011-04-28 06:21
パパゲーノさん、おはようございます。
リハーサル風景のDVDは、いろいろ持っていますよ。
フルトヴェングラー、チェリビダッケ、ライスドルフの「神々の黄昏」「パルシファル」など。
今度、またお貸しします。