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先崎学「将棋指しの腹のうち」

この本も大崎善生の『棋士という人生 傑作将棋アンソロジー』をネットで注文する際に同時に購入。150ページぐらいのエッセイ集ですので半日ぐらいで読んでしまいました。

先崎学「将棋指しの腹のうち」_b0177792_06335920.jpg

【藤井聡太が対局中に豚キムチうどんを注文して、 千駄ヶ谷の聖地と化した「みろく庵」。将棋指し御用達のこうした店では、 昔から棋士たちが勝負の傍ら、飲みかつ食い、素顔を見せてきた。 どんな世界にも、表があれば裏がある。現役棋士が小声で明かす、 メディアには決して登場しない「本当の現場の将棋メシ」】

食事の話しと言うよりは棋士の酒にまつわる話が多く面白かったですね。
以下、記憶に残った個所をメモ書きしておきます。

・「みろく庵」の親子丼はまずいらしい

・「ほそ島や」の勘定は先輩が後輩に奢るというよい伝統があった

・鈴木大介九段は新四段になった打ち上げ会で救急車にお世話になるほど飲んだ。翌日先崎九段と再会した鈴木新四段は、これからサッカーの合宿に行くとのことで「いやあ、向こうでもうまい酒が飲めそうですわ」と言った

・先崎九段と佐藤康光九段の二人で連盟行事を手伝った奨励会員30名を労うために高級焼肉店「外苑」に連れていき、支払いは心配するなと伝えたら店のカルビを全て食べ尽くした

・千葉涼子が女流王将のタイトルを獲得した夜に、夫の千葉幸生七段、飯島栄治七段、先崎九段の四人で祝賀会をしていたら突然千葉涼子が大泣きし、その夜は四人でとことん飲んだ

・先崎九段が棋士になったころは金欠病だったので、対局に勝ったエラーイ先生の気持ちをくすぐる言葉をかけて「ふじもと」で鰻を奢ってもらおうと画策していた

・以前の将棋界はパワハラなどは当たり前だった。棋士総会で「下級者黙れ」や「強いなら何をやってもいいのか、盤の上にクソをしてもいいのか」という言葉を聞いたことがあるそうだ

# by osamukunn | 2024-03-26 06:34 | | Comments(0)

スキン画像:マレーシア⑧:オランダ広場②

高松宮記念は坂井騎乗のマッドクールが先行抜け出して勝利しました。
スタートを決めてから一旦3番手まで位置を下げ、直線内から追い出した坂井の好騎乗でした。
2着はナムラクレア。抜群のスタートから先行馬の後ろまで位置取りを下げて、
直線最内からいい脚で伸びてきたのですが惜しくも頭差届きませんでした。
なかなかGⅠに届かず浜中はじめ陣営は悔しいでしょうね。
3着は逃げ粘った香港のビクターザウイナー。
馬場が悪くなったのが好走の要因でしょう。

▲-〇ー☆の3,2,4番手の評価の馬で決まったにも関わらず3連複豆券2枚のみの的中で元でした。
3連複の軸馬を2頭から3頭、そして今日になって4頭に増やしたために枚数が2枚に減ってしまいました。
やはり、もっと馬券を絞る必要がありますね。

次のスキン画像は2015年11月のマレーシア旅行の8枚目。

スキン画像:マレーシア⑧:オランダ広場②_b0177792_16222788.jpg
オランダ広場の教会は壁だけが残っているようです。
確かマカオの有名な教会も同じですね。

# by osamukunn | 2024-03-24 16:25 | スキン画像シリーズ | Comments(0)

高松宮記念(予想)

今週から始まる春のGⅠシリーズ第1弾高松宮記念を予想します。
昨年はファストフォース、ナムラクレア、トゥラヴェスルーラと
12-2-13番人気の順で入線しました。

高松宮記念(予想)_b0177792_16072334.jpg
馬券は予想の×-◎ー×で入り、◎軸の3連複を買っていれば8万円の馬券が取れましたが
馬連豆券1枚のみの的中でガミってしまいました。

いつものように過去10年のデーター分析をもとにレースを推理します。

①【Gレース実績】
 入着馬30頭中26頭は前年9月以降の重賞で連対経験のある馬だった
②【近3走のGレース最高成績】
 入着馬30頭中24頭はGレースで連対していた
③【G1,G2実績】
 過去4年、前年以降のGⅠ、G2で連対実績:3-3-2-20
④【前年12月のGレース】
 中京競馬場改修後の2012年以降、優勝馬の多くが、
 前年12月に「阪神C」か「香港スプリント」に出走していた
⑤【リピーター】
 好走馬にはリピーターが多い。
 キンシャシャノキセキ、サンカルロ、ロードカナロア、
 ハクサンムーン、シウンコウセイ、レッツゴードンキ
⑥【牝馬】
 1-6-3-49
 過去6年の入着18頭中7頭が牝馬
⑦【年齢】
 4歳 (3-3-2-31) 7.7% 15.4% 20.5%
 5歳 (3-3-3-35) 6.8% 13.6% 20.5%
 6歳 (2-4-3-35) 4.5% 13.6% 20.5%
 7歳上(2-0-2-49) 3.8% 3.8% 7.5%
  7歳以上の入着馬
 2015年1着香港馬エアロヴェロシティ(前走チェアマンズSP・2着)
 22年の3着、23年の1,3着と近年好走例多い
⑧【枠順】
 A→Bコース変わりになった近7年の
 3着内21頭中15頭は①~⑨番枠
 ただし、道悪で21年は⑭⑯が、23年は⑬⑮が1,2着
⑨【先行力】
 前走逃げ:2-4-0-12
⑩【決め手】
 ここ4年、上がり3Fが2位以内:2-4-1-11
⑪ 【前走レース】
 Gレース以外の馬は一頭も入着していない。
 シルクロードS:5-2-1-25
  入着馬8頭中6頭はこのレースで連対していて3頭は勝っていた
 阪急杯:2-2-3-37 
  入着馬7頭は全て4番人気以内
 オーシャンS:1-2-4-54
  18年10番人気3着ナックビーナス
  19年17番人気3着ショウナンアンセム
  22年17番人気3着キルロード
⑫【前走着順】
 3着以内の30頭中25頭は前走で5着以内と好走していた
 残り5頭中2頭はG1で3着以内に好走したことがあった
 また、前走1着もしくはタイム差0.2秒以内:8-8-5-51
⑬【当日人気】
 1番人気 (1-1-2-6)
 2番人気 (2-4-0-4)
 3番人気 (2-1-3-4)
 4番人気 (1-0-1-8)
 5番人気 (1-1-0-8)
 6番人気 (0-1-0-9)
 7~9人 (2-1-0-27)
 10人以下(1-1-4-84)
 順当か波乱の両極端のレース

今年も道悪競馬になりそうで馬場が悪くなることを想定して予想します。
◎ルガル
 好走例が多いシルクロードSを3馬身差の快勝
 道悪競馬も新潟の朱鷺Sを勝っている
 レベルが低いと言われている4歳馬なので少し心配
〇ナムラクレア
 実力No1の馬だが少し内枠すぎた
 位置取りを上げ過ぎて末脚を無くす心配あり
▲マッドクール
 昨年のスプリンターズS2着馬
 道悪で勝っており中京も3-0-2-1の好成績
 坂井も魅力で馬券からは外せない
☆ビクターザウイナー
 短距離の香港馬は警戒必要
 馬場が重くなるのはプラスで逃げ粘りの可能性あり
△ウインマーベル
 外枠が嫌われたのか人気を大きく落としている
 中京、道悪も問題なく押さえ必要
△ロータスランド
 一昨年の2着馬。近走成績から人気を落としているが道悪3-2-0-1が好材料
 7歳馬なので主力では買えないが押さえ必要
△ビックシーザー
 絶好枠を引いた。未勝利から4連勝のあと3走成績が崩れたが
 ここ2戦調子を上げてきており上がり3Fも連続3位と優秀
 人気も落としているので穴で押さえておきたい
以下は豆券押さえ
×トウシンマカオ
 成績、ルメールで人気しているが、この馬の好走パターンは右回りの外枠
×ソーダズリング
 前走の勝利、豊でこの馬も人気している
 ナムラクレアと同斤になるし道悪も良く無さそう
×ウインカーネリアン
 1200初、7歳で買いずらいが、道悪の外枠、牡馬混合レースで好走しており大穴で押さえたい
×ママコチャ
 案外人気していないが陣営は道悪を嫌がっている
×ディヴィーナ
 中京4-2-0-1、道悪の外枠、デムーロの買い材料あり
馬券は難しい。
人気が割れているので、ルガルからの馬連と
ルガルおよびナムラクレア軸の3連複を買おうと思っています。


# by osamukunn | 2024-03-23 16:08 | 競馬 | Comments(1)

高齢者講習

私は今年の8月の誕生日で74歳になりますが運転免許の更新年度でもあります。
半月ほど前に高齢者講習の案内が来ましたので予約して本日講習を受けてきました。

高齢者講習_b0177792_13322132.jpg
予約した場所は市内の自動車運転免許教習所で2時間弱かかりました。
内容は、DVD視聴、目の検査(通常検査に加えて動体視力、夜間視力、水平視野)、そして実車講習もありました。
超久々の実車講習でしたが、一旦停車が確実に行われていないとの指摘を受けました。
なお、この講習を受けないと運転免許の更新が出来ないそうで、費用は7,450円でした。

今では、75歳以上の免許更新時に過去3年間に交通違反歴がある場合は運転技能検査が必要とのことです。
また、75歳以上で交通違反をすると臨時認知機能検査を受ける必要もあるとのこと。
私は確か40年以上交通違反をしていませんが、違反をすると大変ですね。

# by osamukunn | 2024-03-21 13:47 | 日常 | Comments(0)

劉慈欣「円」

中国SF小説「三体シリーズ」の作者である劉慈欣の初の短編集ということで本屋で見つけ即購入。

デスクトップに置いてあった感想を書いたファイルが消去してしまったので、再読して再度感想を書きました。


劉慈欣「円」_b0177792_06354389.jpg

 

 【円周率の中に不老不死の秘密がある――10万桁まで円周率を求めよという秦の始皇帝の命を受け、荊軻(けいか)300万の兵を借りて前代未聞の人列計算機を起動した! 50回星雲賞に輝く「円」。麻薬密輸のために驚愕の秘密兵器を投入するデビュー短篇「鯨歌」。貧しい村で子どもたちの教育に人生を捧げてきた教師の“最後の授業"が信じられない結果をもたらす「郷村教師」。漢詩に魅せられた超高度な異星種属が、李白を超えるべく、あまりにも壮大なプロジェクトを立ち上げる「詩雲」。その他、もうひとつの五輪を描く「栄光と夢」、少女の夢が世界を変える「円円のシャボン玉」など、全13篇。中国SF界の至宝・劉慈欣の精髄を集める、日本初の短篇集】

 

本作には13作の短編が収録されており、あらためて読みましたがどの作品も面白かったです。SFとしての設定の斬新さに驚くだけではなく、ストーリーにオチが用意されている作品も多く、作家の技量の高さに感心しました。

 

各作品の感想を以前より詳しく書きますので以下はMore



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# by osamukunn | 2024-03-19 06:36 | | Comments(0)