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オペラ鑑賞「愛の妙薬」

日曜日は津の三重県文化会館大ホールで「愛の妙薬」を観ました。

イタリア・オペラ座の引越し公演を3000円という信じられない値段で鑑賞することが出来た貴重な日になりました。
二日連続でベルガモ・ドニゼッティ歌劇場のオペラを観に行ったのですが、「椿姫」よりも「愛の妙薬」の方が断然良かったです。また会場も、三重県文化会館大ホールの3階席の方が、土曜日の愛知県芸術劇場大ホールの5階席より、よっぽど見やすかったです。と言っても二日とも最も安い席ですので、舞台上の歌手の顔を見ようとすると双眼鏡が必要になります。三重県文化会館大ホールの3階席からの眺めは、こんな感じです。
オペラ鑑賞「愛の妙薬」_b0177792_759824.jpg


歌手陣では、ネモリーノを歌ったマグリが素晴らしい声を聞かせてくれました。パンフレットによると、2005年にミラノ・ヴェルディ音楽院を卒業した若手ですが、将来は有名なテノール歌手になるような気がしました。アリア「人知れぬ涙」、良かったですね。また、伴奏のファゴットも物悲しくて深みのある音色がしていました。ちなみに、オーボエは今日も昔のチンドン屋のような安っぽい音がしていました。
いっぽう、アディーナを歌ったカンパネッラは最悪でしたね。高音部は擦れたような声しか出ませんし、聞かせ所のコロラトゥーラも全くダメでしたね。私には、指揮者が未熟な彼女のためにコロラトゥーラ部のテンポを遅くしているように聞こえました。

オーケストは指揮者の違いもあって、「椿姫」よりもメイハリがあり、軽快な音楽を奏でていました。本来ならチェンバロで伴奏する部分を、指揮者がピアノで伴奏していたのには驚かされました。引越し公演でも、チェンバロは持ってこないのかな?

演出は「椿姫」同様、極めてオーソドックスでした。いかさま薬売りのドゥルカマーラが、単なるワインを「愛の妙薬」と言ってネモリーノに売る場面で、ドゥルカマーラ役のペイローネ?(モラーチェという人とのダブルキャストになっていますが、パンフレトの顔写真からペイローネが歌っていたと思います)が、日本語の“酒”という台詞で歌うサービスがありました。

舞台装置はあきれるほどシンプルで、1幕・2幕通じて舞台の両サイドは壁、正面には花壇があるだけでした。ベルガモ・ドニゼッティ劇場の今回の来日公演は、1月3日の大阪を皮切りに全国各地で「椿姫」と「愛の妙薬」を演じているようですが、舞台装置も移動させているのでしょうか?ひょっとすると各会場で手配して使い捨てにしている可能性があります。

2010年1月17日(土)三重県文化会館大ホール 16:30~
ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」全2幕
アディーナ:リンダ・カンパネッラ
ネモリーノ:イヴァン・マグリ
ドゥルカマーラ:マッテオ・ペイローネ?
ベルコーレ:マリオ・カッシ?
指揮:ステファノ・モンタナーリ
ベルガモ・ドニゼッティ劇場管弦楽団・合唱団
演出:フランチェスコ・ベロット
by osamukunn | 2010-01-19 07:59 | クラシック音楽 | Comments(0)